旅するスープ

木曜日のヘルネケイト

フィンランドの郷土料理から着想を得た
エンドウ豆ベースのヘルネケイト

SOUP MENU #001

まねきの酒加寿

酒かすが招く美味しさと滋養。関西で親しまれた郷土の味。

SOUP MENU #002

ダヴィンチのミネストローネ

1500年前はトマトはなかった。
シンプルに野菜のうまみを感じるスープ。

SOUP MENU #003

ABOUT US

「旅するスープ」とは


店主が世界中のスープから着想を得ながら
独自のアレンジを加え創作した
「妄想スープ」です。

郷土を掘り下げて追求した滋味

生まれ育った近江・長浜には豊かな風土が育まれています。
料理人として約25年
その奥行きをしっかりと学ぶとともに、
自身の味として表現することに繰り返し取り組んできました。
風土に根差した食の文化はどこまでも奥深く、
一歩踏み込むたびに広がる世界を探究し続けることが
いつしか私の日常となりました。

料理が映し出す風土は 
厨房や皿の上だけには納まりません。
日々の暮らしや、その器となる町や住まいのあり方、
そうしたものの理想の姿を、
家族や仲間たちとともに追い続けています。
風土に育まれてきたものを受け継ぎながら、
私たちはどのように暮らしていけるのか。

様々な出会いや出来事が
私たちの日々を彩っていきます。
心豊かなひと時に感謝し、
それらがもっと豊かに続いていくことを願う。
毎日の暮らしに欠かせないたくさんの大切な物事の
ひとつひとつをできるだけ取りこぼさず
丁寧にしたいと考えています。

PHILOSOPHY

スープ作りで大切にしている『ものさし』

長年のスープ作りの中で気がづいたのは「水」の影響力でした。
どんなに良い食材を使っても水が良くないと
スープは美味しくなりません。
私たちのお店ではアルカリ水を使用し、
土台のお出汁を力強く引くことから始まります。

感覚に頼らず、
徹底的に温度管理することで最上のスープが仕上がります。
素材一つ一つの良さをしっかりと活かすために
私たちはこの手間を惜しみません。

風 土

様々な国、地域で生まれた多くのスープたちは、
それぞれの土地の素材だけでなく、
背景にある環境や文化が色濃く影響します。
そこに想いを馳せながらスープへのリスペクトを忘れずに、
より美味しくするための創意工夫を重ねます。

SHOP ACCESS

お届けしたいのは
  スープ+心地よい時間


私たちが食を通じて提供したいことをトータルで追求しました。
季節や食材を吟味して丁寧に仕上げたスープとともに、
美味しく召し上がっていただく為の環境をご提供します。

実店舗

  • ・オリジナルスープの販売
  • ・スープに合うパンや飲み物のセレクト販売
  • ・器、カトラリー、生活雑貨のセレクト販売
  • ・居心地の良いリビング

◉営業時間 11:00-15:30 (不定休)

長浜駅から徒歩3分。
築150年の町家を引き継いだTRIPの実店舗です。
テイクアウトカウンターのある
リビングで自由にお寛ぎいただけます。

MAP

POSTSCRIPT

「暮らしとスープ」


淡々と過ぎていく忙しい毎日。
気がついたらあっという間に過ぎていく時間。
スープを飲んでほんのひと息ゆっくりとした時間を過ごしてほしい。
私たちのスープにはそんな想いが込められています。

贅沢な遠回りを

とは言え、
スープを飲まないから毎日を暮らせないわけではありません。
絶対に無いといけないわけでもない。
スープってそんなもの。

けれど。

バタバタと過ぎていく毎日。
気忙しさを傍に寄せ、あえて座ってみる。
そして腰を据え、ゆっくりと飲むスープ。
それは人生の大切な余白、
「贅沢な遠まわり」の時間なのです。

じっくりと手間ひまかけて煮込まれた私たちの無添加スープは、
日々の中に大切な余白を作り、
きっとあなたの人生を豊かにしてくれるでしょう。
上質な小説を読み、
胸を打つ映画を見て、
忘れられない旅をするように。